ようこそニノファームへ！

今週、 ニノファームへお客さんが来てくれました！

いつもニノファームでみかんをご購入頂いていて、僕の姉の友人でもある、清水田さんご夫婦が、なんと日本のど真ん中、東京・新宿からのお越しです！！

飛行機、汽車を乗り継ぎ、約５時間かけてこの四国の端まで来てくれました。本当にありがたいことです。

この日はとても暑かったので、涼しくなった夕方５時頃より軽トラに乗ってみかん山へ出かけました。

温州みかん、せとか、昨年植えた新品種など、約１時間半程ご案内させて頂き、その間お二人は熱心に畑の様子や景色などをカメラに収めておられました。

みかん山の細い農道を走りながら、「落ちないか心配だった」とはおっしゃっていましたが、田舎の空気を楽しんで頂けたご様子でした。

また今度はみかんが色付いて、山がオレンジや黄色に染まった風景を見て頂きたいなぁ、と思います。

皆さまもぜひ、みかん山に遊びに来て下さい！

摘果

今週は予告通り、摘果（てっか）とはどのようなものかを皆さまに見て頂きたいと思います！

この上の画像は、自然の恵みのままの何も手を付けていない状態の温州みかんです。果実の数は１６個ありました。この範囲に１６個はちょっと多過ぎです。

このまま秋まで何もせず置いておくと、小玉の果実が多くなり、みかんの木も養分を使い果たして弱ってしまいます。場合によっては来年、実が生らなくなる場合もあります…。

そこで登場するのが「摘果」です！

一つ一つの果実を目で見て、多く生り過ぎている箇所の品質の良い美味しそうなものを残し、品質の悪いものをちぎって落としていきます。

見て、考えて、ちぎる。

これを繰り返して、その木に合わせた適正量に調整していきます。

大規模農家は、散布すると果実が自然に落ちる農薬を使用して摘果を行う場合もありますが、ニノファームでは全て僕たちの手と目だけを頼りに行っています。

そしてこれが摘果後のみかんです！

果実の数は７個、約半分になりました。

これより多いと木に負担が、また少ないと収穫量が減ってしまいます…。木と人間、どちらに偏ることなく、バランスを保つことが大切です。

これで摘果は一通り完了！これで秋には、美味しいサイズの揃ったみかんが収穫できるはず！…です。

とは言っても、天候の影響を受けやすので、全体的にはまだ少し多めに残しています。

お盆過ぎ～９月に掛けてもう一度、最終の摘果を行い、そして収穫を待ちます！

梅雨明け！そして夏！

一週間お休みしていた間に、日本各地で大雨を降らせた梅雨が明けたようです。

今年は本当によく雨が降り、毎日のように冠水や土砂災害のニュースが飛び交っていました。

愛媛は近隣の九州や中国地方に比べると災害が少なかったものの、ニノファームのみかん山でも石段の大きな石が崩れたりしていました…。

そんな梅雨もやっと過ぎ、今は連日３０℃を越える溶けてしまいそうな暑い日々がやって来ました！ですが、僕は冬生まれのせいか、夏は好きですが暑いのは苦手です…。

都会にお住まいの方は、夏の山は涼しいイメージがあるかも知れませんが、みかん山は日当たりがいいので、とても暑いです！！

最近の仕事といえば、収穫を左右する摘果作業を行っていきますが、この時期になると、技術や知識よりも、暑さに耐える体力と精神力が勝負になってきます。エアコンのある２０℃ぐらいの涼しいところで、アイスコーヒーを飲みながら摘果をするとどんなにはかどることだろうか…とか意味のないことを思いながらも、炎天下の中で仕事に励む毎日です…。

自分で書きながら何か趣旨が良く分からない文章になってしまいましたが、今週の「Weekly Ninofarm」はこんな感じでした。来週はこの摘果について掲載する予定です！

お知らせ

今週の「Weekly NinoFarm」はお休みさせていただきます。

また来週をお楽しみに！

七月のみかんたち

春に生まれた果実が少しずつ大きくなってきました！！

上の画像は左から、黄金柑、ポンカン、せとか、温州みかん、甘夏、レモンです。

まだまだ特徴はハッキリ出てないですが、現時点でもやはり黄金柑は小さく、甘夏は大きく育っています。レモンはこんなに小さくても、とても香りが強いです！

おもしろいのは食べる頃には温州みかんの倍程になるせとかが、今はみかんに負けています。まさに大器晩成といったところでしょうか…。収穫時期に応じて、成長曲線もそれぞれですね。