せとかにガムテープ?!
今週は今現在、真夏のせとか畑の様子をお届けいたします。
以前にもご紹介した鳥よけの網の中に、青々とした葉、少し大きくなった果実、そして茶色の四角いもの…。
…茶色の四角?!自然の中に似合わないものがところどころに見えているので不思議に思われた方も多いのではないかと思います。
実際、数日前に友人が山に来て、この光景を見て不思議そうにしていたところです。
これは今回のタイトルにもあるように、果実に張っている「ガムテープ」です。
せとかの木は枝が堅く、上向きに伸び、その枝の先端に果実が生るという特徴があります。
他の品種は枝が柔らかいので、先端に生った果実でもある程度の大きさになると下垂して葉の影に隠れますが、せとかはかなり大きく育つまで下垂しないので、真夏の間ずっと直射日光を浴び続けます。
すると、日焼けをしてしまい、表面が堅く、甘さのない美味しくないせとかになってしまいます!
そこで登場するのが、このガムテープ!
人間の麦わら帽子と同じで果実を日光から守ってくれます。
果実に袋をかけたりなどでも日光は防げますが、手間やコストがかかるので、この方法が今のところベストと考えています。もちろん、テープによっての悪い影響は全くありません!
みかん山には不釣合いだとは思いますが、これが美味しいせとかへの大事な仕事です。
大事とはいえ、一つずつペタペタとガムテープを張っている姿はかなり地味ですが…。
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